栄光の名馬たち（メイケイエール） #425🈑

「メイケイエール」

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◎メイケイエール 主な勝ち鞍：チューリップ賞(2021年)、京王杯スプリングC（2022年）、産経賞セントウルS（2022年）他 通算成績：２０戦７勝 2020年8月に小倉競馬場・芝1200ｍ戦をデビュー勝ち。続く小倉2歳S・ファンタジーSと重賞連勝。G1初挑戦となった阪神JFでも勝ち馬ソダシと0.2秒差の4着と好走しました。
翌2021年にはチューリップ賞で重賞3勝目を挙げ、夏にはスプリント路線へ転向するも結果は振るわず。復活を期して挑んだ2022年シルクロードSでは、課題としていた掛かり癖を克服し道中インコースの4番手に控え、直線では残り1Fで先頭に立つと後続を1馬身突き放し勝利。馬主とも所縁のある中京競馬場にて復活を遂げました。同年の高松宮記念でも、大外17番枠からの発走にもかかわらず勝ち馬と0.1秒差の5着と健闘。
続く京王杯スプリングＣでは牝馬として12年ぶりに勝利を挙げる快挙を成し遂げ、秋には従来のレコードタイムを0秒5更新する“1分6秒2”のコースレコードでセントウルＳを完勝します。その後もＧ１勝利こそ叶いませんでしたが、香港スプリント5着などの成績を残し、ファンの期待に応えるべく一線級を相手に走り続けました。2024年高松宮記念(9着)を最後に引退。同日には引退式も実施されました。
引退後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となり、本馬のような”多くのファンに愛され、たゆまぬ努力で勝利への道を拓く産駒”の登場が期待されます。