暦に願う

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暦に願う 「迎え火のおがら」

お盆の風習の一つ「迎え火」。この迎え火で燃やす“おがら”の元となる植物が「麻」。栃木県鹿沼市の麻農家は、昔ながらの製法で麻の栽培や加工を続けています。

8月17日 日曜 20:54 -21:00 BS朝日1

お盆の風習の一つ「迎え火」。先祖を家に迎え入れる時に目印となるように玄関先などでおがらを燃やす、全国に伝わる夏の風物詩です。この迎え火で燃やすおがらの元となる植物が「麻」。栃木県鹿沼市には麻農家がいます。繊維作物ともいわれる麻は、日本古来、服や紙、神事などに用いられ親しまれてきました。現役の麻農家は「先人たちから受け継いだ技術と想いを残す」と昔ながらの製法で麻の栽培や加工を続けています。
日本人が暦の訪れを感じるのは、「自然風景」「生きもの」「人々の営み」が見せてくれる四季折々の表情。そして、人々は暦、時の流れ、カレンダーに記された、ある一日を特別なものとして、さまざまな願いを込めて暮らしている。「暦に願う」が紹介するのは、そうした「季節に合わせた願い」。ひとりでも、家族でも、友達でも、地域でも、季節にまつわる願いと形は、人それぞれ。その多様な姿を日本各地で探す。
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