河口堰運用から30年 長良川のアユは今

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ドキュメンタリー「解放区」🈑河口堰運用から30年 長良川のアユは今

岐阜県を中心に流れる長良川、“鵜飼”は有名だが洪水を防ぐことを目的にした河口堰が運用を開始してからアユの漁獲量が激減、さらにアユをとる川漁師は消滅の危機にある。

8月18日 月曜 1:28 -2:28 TBS1

岐阜県を中心に流れる長良川。本流にダムがなく、清流としても有名です。かつてその下流部は、海と川の水がまじりあう汽水域が大きく広がり、豊かな自然に恵まれていました。 しかし30年前、洪水を防ぐ「治水」や塩水が混じらないよう遮って水を利用する「利水」を目的にした河口堰が運用を開始。その頃から長良川を代表する魚、アユの漁獲量は大きく減りました。
観光の目玉、“鵜飼”は今も健在で、10年前には世界農業遺産に「清流長良川の鮎」が認定されましたが、岐阜県は「適切な対策を講じないと、認定の維持は困難になる」と警告しています。 そして今、アユをとる川漁師は、消滅の危機にあります。河口堰運用から30年。長良川のアユは今…?