🈑<時代劇名作選>新・座頭市Ⅲ 第26話「夢の旅」🈡
日本を代表するスター・勝新太郎が心血を注いだ伝説の時代劇「座頭市」。いよいよシリーズ最終回!
8月21日 木曜 8:55 -10:00 BSフジ・181
日本を代表するスター・勝新太郎が心血を注いだ伝説の時代劇「座頭市」。
いよいよシリーズ最終回!ゲストは中村鴈治郎。
ある辻堂で夜露をしのいだ座頭市(勝新太郎)。
朝になり、扉の外へ出て、我と我が目を疑った。
視界に朝の太陽が飛び込んできたのだ。
何たる奇跡!目があいた!!
頬をつねってみた。痛い!夢ではないのだ。
うれしいなぁ。おてんとさんありがとう。
目があいたからには、もう按摩の格好もない。
市は古着屋でパリッとした衣裳に着替えた。着古しは捨てた。
市の首には、恨み骨髄の花輪台一家の親分(勝新太郎・二役)が、大枚三百両の賞金を賭けていた。
親分は有名な美少年趣味だった。
旅の薬売り(大川修)が、捨てられた市の古着を行き倒れに着せて、市の死体に仕立て、まんまと賞金をせしめた。
一方、市はチンピラ(谷崎弘一)に乱暴される盲目の娘(稲見美和子)を助けた。
市と女の奇妙な旅が始まった。
昔は人に手を引かれた市が、今は逆に人の手を引く…。
まるで夢のようだ!
ある日市は、花輪台一家の賭場に上がった。薬売りのインチキがばれてしまった!
怒り心頭の親分のイライラには、いつものように寵愛する美童(エム)の笑顔もいっこうに効き目はない。
ふざけやがって!!
市は、花輪台一家に両手両足を切り落とされてしまった…。