美しい夏キリシマ【終戦80年 映画が伝える戦争の記憶】 ▼柄本佑

名匠・黒木和雄監督が自らの青春時代をモチーフに描いた戦時下人間ドラマの傑作。
2002年 119分

8月21日 木曜 8:30 -10:40 衛星劇場

1945年夏。空襲で親友が目の前で亡くなり、彼を見殺しにして逃げた罪悪感から体調を崩した中学生の康夫(柄本)は満州に住む両親と別れ、霧島を望む宮崎の小さな農村に住む祖父母の家で療養生活を送っていた。厳格な祖父・重徳(原田)のもとでますます心を閉ざし、日々罪悪感を募らせていた康夫は、思い切って亡くなった親友の妹に許しをこいに会いに行くことにするのだが…。