大曾根家の朝【終戦80年 映画が伝える戦争の記憶】 ▼杉村春子

木下惠介の戦後第1作で、軍国主義を批判した反戦映画の力作。
1946年度キネマ旬報ベスト・テン第1位受賞作品。
1946年 81分 モノクロ

8月22日 金曜 17:30 -19:00 衛星劇場

長男が思想犯として検挙され、次男、三男が出征した大曾根家に、軍人の叔父の夫婦が移り住み、わがもの顔に振るまいはじめる。やがて、次男、三男が戦死し終戦を迎えるが、その時、母は、叔父の卑劣な態度をなじり口論の末、叔父たちに家からの立ち退きを要求する。 1946年度キネマ旬報ベスト・テン第1位、毎日映画コンクール脚本賞、演技賞(小澤栄太郎)