関口宏の雑誌の記憶

ドキュメンタリー/教養

🈑関口宏の雑誌の記憶 「日本の涼しかった夏 後編」

1993年には深刻な冷夏が発生し「平成の米騒動」が!「タイ米」や「ヤミ米」、そして「備蓄米制度」など、次々と起こる影響について伊集院光が社会的な問題意識を語る。

8月23日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1

前回に引き続き、自他ともに認める暑がりの伊集院光とともに、今では考えられない「涼しかった日本の夏」をテーマに雑誌をたどる。1980年代、人々の間では「夏は暑くなければ夏ではない」という感覚が強く、涼しい方が良いと考える人はわずか11%程度だった。そもそも冷夏は何によって起こるのか。
「ラニーニャ現象」や「偏西風の蛇行」、さらに「北極海の氷が溶けること自体が地球の異常気象を加速させている」という見解もある。涼しかったとはいえ、暑い夏ももちろんあった。大正時代の古い雑誌には「避暑」という言葉が登場する。戦前・戦後、そして現在の伊集院の納涼法まで、時代の移り変わりが感じられる話も聞き応え満載。お楽しみに!
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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