ドキュメンタリー/教養

ナチス・ドイツの巨大建造物3「日本の巨大戦艦、大和と武蔵」🈑

太平洋戦争の開戦前、日本は仮想敵国のアメリカに対抗するため史上最大の戦艦「大和」と同型の2番艦「武蔵」を建造。だが海の戦いの主力は空母と艦載機に移りつつあった。

8月23日 土曜 6:00 -7:00 ナショジオ

世界制覇を目指したナチス・ドイツは、史上最大最強の兵器とテクノロジーを開発した。第三帝国を動員してヨーロッパ大陸を攻め、戦いに勝つために、ドイツは巨大兵器、巨大砲、大量破壊兵器の数々を生みだした。ナチス・ドイツの巨大建造物シリーズでは、ヒトラーの野心的な巨大建造物の隠された史実を探り、設計や建設における非凡な技術開発物語やその技術革新がその後の戦争をどう決定的に変化させたのかを明らかにしていく。
1930年代半ば、日本は仮想敵国のアメリカに対抗するため巨大戦艦の建造を決めた。軍艦の数でかなわない日本は、質を高めることに専念し、最大最強の戦艦を設計する。日本の技術力を注ぎ込み、ついに戦艦「大和」は完成した。口径46センチの主砲を9本備える巨艦だった。続いて大和型戦艦の2番艦「武蔵」も完成する。やがて日本の真珠湾攻撃により太平洋戦争が勃発。だが、海の戦いの主力は空母と艦載機に移りつつあった。