テレビ寺子屋

ドキュメンタリー/教養

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子どもたちの『ほんまの言葉』に思わず笑いがこみ上げる。[せんせい あのね]から学ぶ『人生100年時代』を楽しく生き抜くヒントとは?

8月23日 土曜 4:52 -5:22 フジテレビ

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[せんせい あのね]は、教員だった鹿島和夫先生が始めた、児童と先生の交換日記のようなものです。子どもたちの心から弾ける『ほんまの言葉』がたくさん収録されており、そこには『人生100年時代』を生き抜くヒントがあります。 みかちゃんという子は、真面目でちょっと人と話すのが苦手で“あのねちょう”を書くのが大変でした。その時書いたのは[わたしはきょうこうえんであそんで、かえったら5じすぎていて おかあさん
におこられたから あしたからは きをつけようとおもいます]これを見た鹿島先生は「これ、ほんまか?」と聞きます。みかちゃんは考えて、出てきたのが「ほんまは遊びに夢中になっとって。5時過ぎとんのわからんかった!」でした。鹿島先生は笑って「そうやろ!それ書いたらええねん」と言いました。みかちゃんは肩の荷がおりて「いいことじゃなくてほんまのこと書いたらいいんや」と気がつき、次々に面白い作品を作り出します。
みかちゃんは大人になってからも“あのねちょう”を始め、「自分のいいところ」を書くことで自己肯定感がつき、日々楽しく過ごせて、職場でも人気者だそうです。 『人生100年時代』を生き抜くためには人との関わりが大切です。一行日記や手帳の端にでも、その時のことをしたためると言葉貯金になり、人と関わることの役に立ちます。そして良いことより『ほんまの言葉』を伝えることで、人は信頼してくれ、仲良くなれます。

  • 出演者

    【講師】 むかいさとこ(フリーアナウンサー)  【司会】 北村花絵(テレビ静岡アナウンサー)  【手話通訳】 石川ありす