シリーズ戦後80年『軍都80年〜ものづくりと防衛産業〜』
ドキュメンタリー/教養
テレメンタリー2025「シリーズ戦後80年『軍都80年〜ものづくりと防衛産業〜』」🈑
第二次大戦中、軍需産業の集積地だった名古屋。現在、国は「防衛三文書」を元に防衛産業の基盤強化を進める。かつての軍都を舞台に進められる防衛産業拡充に焦点を当てる。
8月23日 土曜 4:50 -5:20 テレビ朝日
第二次大戦中、戦闘機など軍需産業の集積地だった名古屋はアメリカ軍による空襲の標的となり、多くの民間人が犠牲となった。取材班は日本銀行本店に保管されていた戦争中の極秘資料に着目。国から巨額の資金が軍需産業に流れ、戦争遂行を支えた実態の一端が明らかになった。終戦後、名古屋の軍需産業は途絶えたが、朝鮮戦争による「特需」や自衛隊の創設によって復活。
現在、国は「防衛三文書」をもとに防衛産業の基盤強化を進める。従来の装備品納入企業に財政面での支援を図り、ベンチャー企業などの新規参入を促している。自動車産業に依存してきた、東海地方の企業の中には、防衛産業を新たな事業の柱にしようという動きも出始めている。戦後80年。かつての軍都、名古屋を舞台に進められる防衛産業拡充の動きを伝える。