懐ドラ「はるちゃん5」 第3回
人生の喜怒哀楽が集う温泉旅館の仲居として、泣いて笑って走り回ってと、元気印の「はるちゃん」シリーズ第5弾【全65話/2001年】
8月29日 金曜 15:30 -16:00 tvk1
大女将のワンマンぶりに反発しストライキが起こる。フロントで怒り出す宿泊客。見かねたはるは、仲居姿になり客の対応へ。深川の料亭の女将をしていたという志乃も、厨房の手伝いを手際よく始める。2人の仕事ぶりに度肝を抜かれた従業員達は…。
信州で、農家の手伝いをしていたはるは、一人のお婆さんと出会う。大きな荷物に苦労している姿を見かね、代わりに荷物を持ってあげたのは良かったが、その荷物が3人組の少女にひったくられてしまう。少女たちを必死に追いかけたはるが何とか捕まえた3人組のリーダーは久谷未来という名で、浅間温泉の温泉旅館・信州屋の一人娘だった。
信州屋の大番頭・源さんと、若女将・久谷かなえが通りかかり、はるは旅館に招かれる。未来の母であるかなえははるに平謝りし、このことを事件沙汰にしないでくれと懇願する。ところが、「どうぞ、警察に連れて行ってください」と、大女将の久谷珠子が現れた。若女将と大女将は、嫁と姑の関係。
未来の扱いに対する考え方の違いで大喧嘩を始める二人だったが、この二人、旅館の経営も含め何かと考え方が食い違い、もめてばかりだった。こんな内情もあり、老舗の温泉旅館である信州屋は、ここ数年客足が衰え、長引く不況の影響もあって経営的に逼迫していた。
珠子のすすめで初めは客として信州屋に泊まっていたはるだったが、旅館内のゴタゴタで仲居の人手が足りない時につい手を貸してしまい、見事な客さばきを見せる。それを見逃さなかった珠子に請われて、はるは信州屋の仲居になるのだが…。