こころの時代〜宗教・人生〜

ドキュメンタリー/教養

こころの時代 選 名も知れぬ死者を悼むために 西崎雅夫🈑

西崎雅夫さんは関東大震災の時に民衆などに殺された朝鮮人を追悼する活動をしてきた。多くの死者の名は不明であるのに、その人たちを悼めるのか。葛藤してきた人生を聞く。

8月31日 日曜 5:00 -6:00 NHKEテレ1東京

東京都墨田区の荒川沿いに、関東大震災(1923年)当時「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などの流言飛語にあおられた人々に殺された朝鮮人を追悼する碑がある。そこに死者の名は刻まれていない。現在まで十分な調査が行われていないため、多くの死者の名は不明で、その人生をたどることもできない。仲間たちと碑を建てた西崎雅夫さん(65歳)は、人生をかけて目撃証言を集めるなどして死者たちの姿を浮かび上がらせようとしてきた