🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第3シリーズ 第13話「尻毛の長右衛門」
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第3シリーズをお届け!
9月1日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

布目の半太郎(堤大二郎)は、薬種問屋、橋本屋の下女・おすみ(水野真紀)と恋仲にいる。
二人は、盗賊尻毛の長右衛門(小林昭二)の配下で、半太郎はつなぎ、おすみは引き込み女だった。
つなぎと引き込み女の恋愛はご法度だが、半太郎はいずれ長右衛門の許可を得ておすみと結婚するつもりだった。
長右衛門は、人を殺さず女を犯さない盗賊で、半太郎は深く尊敬していた。
ある日、長右衛門が「三十あまりも年下の女を女房にしようと思う」と言う。
何と相手はおすみだった。
長右衛門は、おすみの母親おしんを愛人にしていた。
おしん亡き後、長右衛門はおすみの親代わりだった。
おしんに似てくるおすみを、次第に女として見るようになった。
久栄(多岐川裕美)が風邪をこじらせた。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)の頼みで、密偵のおまさ(梶芽衣子)が薬を橋本屋に取りに向かう。
そこでおすみを見たおまさは、おしんとそっくりなのに驚き、長右衛門が橋本屋を狙っていると直感する。
平蔵もその意見を聞き、配下の同心や粂八(蟹江敬三)らに橋本屋を見張らせる。
半太郎の隠れ家も突き止めた。
半太郎は悩んだ。
しかし、お頭と争うことはできないと、手紙ですべてを長右衛門に告白し旅に出る。
そして、その半太郎の後を平蔵がつけるが…。