色を探究する

趣味/教育

色を探究する 第10回

「近代の美術と色彩1―画家たちが見出した色彩ー」

9月1日 月曜 8:15 -9:00 放送大学テレビ

古典絵画において色彩を用いて描くということは、固有色(ローカルカラー)に陰影と明暗を施し、対象の形態や質感を再現することだった。近代の画家たちはこうしたアカデミックな手法から脱し、絵画のあり方を変革していった。その起点となった印象派に注目し、筆触分割や補色の効果など彼らの用いた新しい手法とその効果、後世に与えた影響を検討する。

  • キーワード

    印象派、筆触分割、新印象主義、点描、視覚混合、補色、固有色、空気遠近法

  • 出演者

    美術史家 横山 由紀子