再起のコート〜どん底から復権へ45歳の挑戦〜
ドキュメンタリー/教養
<FNSドキュメンタリー大賞>再起のコート〜どん底から復権へ45歳の挑戦〜
2シーズン連続で降格した新潟アルビレックスBB。チームの立て直しのため新潟に帰ってきた五十嵐圭を中心に、B2復帰に向けて戦ったチームの覚悟のシーズンを追った。
9月2日 火曜 2:45 -3:45 フジテレビ
<Mナイト>
2000年に日本初のプロバスケットボールチームとして誕生した新潟アルビレックスBB。18年〜19年にはトップリーグのB1で中地区優勝を果たしたが、21年にはクラブ内でパワーハラスメント問題が発覚。リーグから規約違反としての制裁を受ける。そして22年には、フロントとの確執により、シーズン途中でヘッドコーチが退任。決算では実質債務超過状態に陥った。こうした状況の中、戦績も振るわなくなり、
22年〜23年シーズンにB2に降格。23年〜24年シーズンは7勝53敗でB2最下位となり、B3降格が決定。2季連続で降格し、戦う舞台はB1からB3へと一気に転落した。どん底まで落ちたチームを立て直すため、オファーを受けたのが、新潟出身で元日本代表の五十嵐圭選手(45)。中地区優勝時の立役者でもあり、4季ぶりにアルビBBに戻ってきた。入団会見ではB3に落ちたチームを「落ちるところまで落ちた」と表現。
移籍前のB1群馬で出場機会が減っていた五十嵐選手としては、自身の選手としての再起も図る。また、プレーヤーとしてのみならず、営業活動にも取り組み、チームの再起を目指す。しかし、決意とは裏腹に思うようにいかない現実に直面する。“負け慣れ”していた選手やスタッフの意識改革に課題を感じながらも、チームの目標であるB2復帰に向けて奮闘する五十嵐選手を中心に再起へ向けて歩み出したアルビBBに密着した。