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ソロモンの偽証

ドラマ

連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」 #5〜8(全8話)

宮部みゆきのミステリー巨編を上白石萌歌主演で連続ドラマ化。同級生の転落死をめぐり、前代未聞の学校内裁判が今ここに始まる。(全8話)

9月4日 木曜 11:00 -15:00 WOWOWプラス

2021年 日本 監督:権野元 原作:宮部みゆき『ソロモンの偽証』(新潮文庫刊) 出演:上白石萌歌宮沢氷魚山本舞香浮所飛貴(美 少年)、田中哲司高嶋政宏小林薫
第五話:柏木が転落死した当日、公衆電話から彼の自宅にかけられた5件の着信。発信者が俊次か柏木本人か謎は残る。「柏木を殺したのは俺だ」と自白する俊次に対して、その発言は嘘で自殺だと決めつける神原。告発状のことで樹理の証言を得たい涼子だったが、樹理の母・三宅未来から裁判への参加を拒絶される。一方、津崎校長は生徒の保護者に圧力をかけ、裁判が開催できないよう妨害する。
第六話:検事に涼子、弁護人に神原と健一、被告人に俊次、傍聴人に生徒や保護者、教師たち。それぞれの思惑が交錯し、ついに始まった学校内裁判だったが、俊次の父・勝の突然の逮捕で中断する。不安が渦巻く中、再開した裁判の証言台に立つ関係者たち。そして、涼子に説得された樹理が裁判に入廷し、告発状に書かれた事実を証言する。それを聴いて逆上した俊次は樹理に襲い掛かり、混乱した裁判は休廷する。
第七話:次々と出廷する証人に対して執拗に尋問を繰り返す、検事の涼子と弁護人の神原。学校内裁判は証言台に立つ人間の本性をもあぶり出し、不穏な空気に包まれていく。俊次による殺人という有罪の可能性が高くなるにつれ、涼子は自分が主導する裁判の怖さを痛感し始めていた。そんな中、津崎校長は保身のために理事長の大出勝の指示に従っていた行動を悔いて、裁判に出廷する決断をする。
最終話:転落死の当日、5カ所の公衆電話から柏木の自宅に電話していたのは神原だった。神原が柏木を殺した可能性が出てきたことに動揺する涼子は神原の過去を知る者を訪ねる。そして迎える学校内裁判の最終日。周囲が固唾を飲んで見守る中、涼子は弁護人の神原を最後の証人と指名し、柏木との知られざる過去を尋問するのだった。一体、誰が真実を話し、誰が嘘をついているのか。謎に満ちた転落死の衝撃の真相とは?