燕雲台🈑🅂
第3話 意中の人
10月6日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
父・李胡の指示で蕭家の娘に近づこうともくろむ耶律喜隠は長女の蕭胡輦に言い寄るも、すげなく断られ、次女の蕭烏骨里を狙う。烏骨里は喜隠の甘い言葉に乗せられ、すっかり夢中になってしまった。その頃、蕭燕燕は韓徳譲に組手の勝負を挑んでいた。激しく組み合う2人だが、またしても意外な結果に。翌日、耶律賢は韓徳譲の協力で蕭思温を訪ね、
遼の未来について語り合う。だが異変を察知した耶律罨撒葛が2人の元へ近づいていた。