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戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅『いくさのかけら』岡野弘彦

ドキュメンタリー/教養

戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅『いくさのかけら』岡野弘彦

出演:樹木希林岡野弘彦 監督:土方宏史 2015年に東海テレビが制作した、戦争の記録を綴るドキュメンタリー番組。(2015年 99分)

10月3日 金曜 8:25 -10:10 日本映画専門ch

全国の地方テレビ局が地道に語り継いできた、戦争の記録を綴るドキュメンタリー番組。女優・樹木希林が選んだドキュメンタリー番組を入口に、ゲストとともに「芸能と戦争」「戦争と言葉」などテーマを設けて対談する、東海テレビの企画『戦後70年 樹木希林 ドキュメンタリーの旅』。今回は東海テレビが2005年に制作したドキュメンタリー『いくさのかけら』を全編放送し、樹木希林が番組ゆかりの地、長野県の無言館を訪れる。
そして、ゲストに歌人の岡野弘彦を迎え、番組のこと、戦争について対談していく。 『いくさのかけら』(2005年・東海テレビ放送制作) 戦後六十年の節目となる2005年。地域を歩いて見つけてきた戦争の痕跡を、「いま」と「家族」に焦点をあて、四つの物語を、一本の番組にまとめて放送する。サブタイトルは、『伝言』『和解』『約束』『慰霊』。
そのうちのひとつ、『慰霊』では、終戦間際、愛知県豊川市の兵器工場が、アメリカ軍の空襲にあい、学生を含む2,500人が、犠牲となった事実を取材した。2005年、その犠牲者たちを慰霊するための、慰霊祭が行われた。慰霊祭の最後に、20年もの間、代表世話人を務めてきた老人は、「人を愛することを教えられました…」と供養塔に向かって、振り絞るような声で語りかけた。その言葉に、世話人の語られざる愛情物語があった…。