吉田類の酒場放浪記▽東池袋「たちのみや 喜平」
イラストレーター・吉田類が東京の下町を中心に“大人がひとりでぶらっと立ち寄れる”酒場を紹介する。
10月3日 金曜 20:15 -20:30 チバテレ1
吉田さんも足繁く通った喜平(きっぺい)は、酒屋に併設された立ち飲みコーナー。マスターはこの酒屋「平喜屋」の元営業マンで、池袋で働くサラリーマンのために倉庫だった場所を改装し、安価で気軽に呑める立ち飲みをオープンさせた。定年後も引き続きこの場所を借り受けて平喜屋の酒を振る舞っているのだ。常連は皆、気さくで優しいマスターの人柄に惹かれて喜平に通っているのだという。
吉田さんも久しぶりの再会に心を和ませ、昔話に花を咲かせた。酒屋というだけあって酒の種類も多く、そして安価。バーで飲んだことのない高級酒を頼む前に、ここで味を覚えてからツウぶるのもありだ。この店のルーツでもある平喜酒 造の醸す限定酒が呑めるのも一興。
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すすきの「居酒屋 ほがら家」
すすきの交差点から徒歩1分の雑居ビルの2階に店を構えている。笑顔が素敵な夫婦の店「ほがら家」にはいつもお客の笑い声があふれ、まさにほがらかな酒場である。メニューはバラエティ豊かで、新鮮な魚介はもちろん、美唄やきとりなども揃い、北海道ならではの味覚を存分に楽しめる。 〆には札幌の居酒屋定番メニューのラーメンサラダをいただき、すすきのの夜を満喫した。
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札幌「居酒屋 伏見」
今回は東京を離れ、吉田さんの愛する北海道は札幌へ。「居酒屋伏見」はレトロな雑居ビル 「4丁目会館」の奥で半世紀もの時を重ねてきた。マスターとママの人柄の良さに惹かれ、長年通うご常連が多い。料理は北海道ならではの味覚が並び、刺身には八角、酒の肴にはヌカにしん、どれも酒好きにはたまらないものばかり。両親が築いた店は息子がしっかりと受け継いでいる。吉田さんは「あり続ける」ことの素晴らしさを、北の大地で実感した。
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