<時代劇>鬼平犯科帳 第3シリーズ 第17話「おみよは見た」🈑
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第3シリーズをお届け!
10月6日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

ある雨の午後、殺し屋小平次(近藤正臣)は、茶問屋・八幡屋の囲い者お八重(桃山みつる)を刺し殺す。
しかし、逃げようとしたとき、不在のはずの下働きのおみよ(吉沢梨絵)に顔を見られてしまう。
首尾を確かめに来た仲立ちの宇吉(西沢利明)は小平次の動揺を見逃さず、小平次も顔を見られたことを白状する。
元締め、大島の治兵衛(草薙幸二郎)は、小平次が下女を始末しなければ小平次を殺すよう宇吉に命じた。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、手口から殺し屋の仕業とにらむ。
だが、町方の調べに、おみよは裏口から逃げる男を見たが顔は見ていないと答えていた。
平蔵が現場に行くと、裏口は険しい崖になっている。
おみよは誰かをかばっていると疑う。
平蔵はおみよに会うが、追及されると自分は捨て子だと泣くばかり。
同情した平蔵も、おみよの身辺警戒を部下に指示する。
宇吉に脅された小平次は、おみよを探す。
偶然入った「翁蕎麦」でおみよが働いているのを見て驚く。
「安心して」というようにおみよは、小平次に微笑みかける。小平次は殺せない。
密偵の彦十(江戸家猫八)は八幡屋の周辺を調べ、お八重に嫉妬した女房が殺しの依頼人だとみる。
小平次は、自分を狙う殺し屋又市(片桐竜次)の姿に気付く。
そして、激しい雷雨の日、小平次は翁蕎麦から使いに出たおみよの後を追い、刺し殺す。
だが、実はおみよでなく一緒に働いているおしんだった…。