劇場/公演

歌舞伎◆双蝶々曲輪日記 引窓 ▼中村吉右衛門、中村芝雀(現・雀右衛門)

中村富十郎
引窓から差しこむ月明かりの明暗とともに、家族の義理と情愛が交差する人情味溢れる世話物(平成18年9月・歌舞伎座)
2006年 82分

10月6日 月曜 16:00 -17:30 衛星劇場

◆特選歌舞伎◆ 八幡の里にある南与兵衛の家。与兵衛の女房お早と母お幸が明日の放生会の準備をしているところへお幸の実子で、幼い頃に別れた濡髪長五郎が尋ねて来る。やがて、郷代官に昇進した与兵衛も帰宅するが、与兵衛の初仕事は大坂で人を殺めた相撲取の捜索で、その犯人の人相書には長五郎の姿があった…。
吉右衛門の与兵衛に、芝雀(現・雀右衛門)のお早、吉之丞のお幸、富十郎の長五郎という配役で初代中村吉右衛門生誕百二十年「秀山祭九月大歌舞伎」より世話物の名作を。