燕雲台🈑🅂
第4話 后族(こうぞく)の娘
10月7日 火曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
捺鉢からの帰途、刺客集団が皇族一行を襲う。耶律賢は耶律きゅうをかばい傷を負うが、身に着けていた蕭燕燕の玉佩が盾となり、重傷を免れた。皇帝暗殺に失敗した耶律李胡は追い詰められ、息子の喜隠が耶律屋質に支援を請うが相手にされず四面楚歌の状態に。一方、韓徳譲と耶律賢は李胡父子が捕らえられるよう根回しを謀るため密談をするが、
話はやがて互いの想い人のことに及ぶ。ついに李胡父子は軟禁状態に置かれ、それを聞いた蕭烏骨里は・・・