作曲家・古関裕而〜国民への応援歌 昭和歌謡の巨星たち🈑
作曲家・古関裕而。激動の昭和という時代のなかで、どんな思いで5000曲もの作曲活動をしたのか?応援歌で国民を鼓舞させた古関裕而の音楽人生をお届けします
8月31日 日曜 19:00 -20:00 BSテレ東
NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルとなった作曲家・古関裕而。1964年の東京オリンピックの入場行進曲やラジオドラマの主題歌などを数多く作曲、国民的作曲家として知られるが、その音楽人生は波乱に満ちていた。音楽好きの父の影響で小学生で作曲を始め、日本人として初めて国際的コンクールの入選を果たす。クラシックの作曲家をめざしプロになったものの、思いはかなわず、野球の応援歌で活路を見出す。
日中戦争、太平洋戦争が勃発。意に反して、軍歌、戦時歌謡の作曲を余儀なくされるが、古関の曲はどれも格調高く気品にあふれ人々の心をとらえた。終戦後は戦時歌謡を手掛けたことに対する贖罪の想いを胸に美しいメロディーを紡いだ。「オリンピック・マーチ」は古関の平和への思いの集大成ともいえる。長男が明かす、愛妻金子さんとの睦まじいエピソード、作曲法などを交えながら、古関の音楽人生をヒット曲とともに紹介します。