名曲アイランド〜洋楽ヒットはどのように生まれたか(3)〜
今回のゲストは元東芝レコードの佐藤マンダム恒夫さんと元キングレコードの菅谷武夫さん。
10月4日 土曜 2:15 -2:30 tvk1
前半は佐藤マンダム氏がその愛称の由来となった「マンダム〜男の世界」大ヒットの裏側を述懐。かつて男性用整髪料で「柳屋ポマード」とシェアを二分した「丹頂チック」の≪丹頂≫が、資生堂「MG5」に対抗すべく、社名を新ブランド名の≪マンダム≫に変更する事になり、大々的なキャンペーンが張られた。
CMではチャールズ・ブロンソンが画面に起用され、音楽はアメリカでは知名度があったカントリー・シンガー≪ジェリー・ウォレス≫の「男の世界」を佐藤氏が採用し、たちまち100万枚に到達する大ヒットを樹立。
ところがこの「マンダム旋風」の勢いに乗ってジェリー・ウォレスのアルバムを出したものの、CMではチャールズ・ブロンソンだけがクローズ・アップされ、歌っているウォレスの名前は日本では全く知られず、アルバムのセールスは散々たる結果に。注目すべき事実として、シングル盤「マンダム〜男の世界」の2枚重ねのレコードジャケットに隠された秘密も披露。
一方、菅谷氏はキングレコード時代に扱った洋楽風邦楽「ディスコお富さん」(エボニー・ウェッブ)の宣伝イベント秘話を公開。
https://meikyokuisland.webnode.jp/