愛の嵐

ドラマ

愛の嵐　第11話「仲間」

【渡辺裕之×田中美佐子】大正から昭和の激動の時代が二人の運命を狂わせる…
1986年から東海テレビで放送。社会現象を巻き起こし金字塔と呼ばれた嵐シリーズの第1作目！

10月4日 土曜 5:00 -5:30 BS11イレブン

愛の嵐　第11話「仲間」

昭和十年春‐。猛が三枝家に来てから八年の歳月が流れた。猛は十六歳の若者に成長し、既に一人前の働き手になっていた。ヒカルは十三歳。この四月から甲府高等女学校へ入学することになっていた。二人は幼い頃と同じように純粋に慕いあっていたが、年頃になった二人が親しげにふるまうのを周囲の者は複雑な思いでながめていた。そんなとき、猛とヒカルは、色街に売られようとしている貧しい小作の娘はなと知り合った。
ヒカルはなんとかしてはなを助けるよう伝右衛門に訴えた。伝右衛門は娘の主張を聞き入れ、はなを女中として雇うことにした。 （全69話）